音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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最近日本で、はやっている言葉(2006年にはたぶんなかった言葉)

かなり浦島太郎な状態ですごしている日本の生活。
いろいろはやっているものが、あるんですねえ。

まず、「女子」という言葉を大人が使っているのが、やたらに目に付きました。女子という言葉、確か大学入学ぐらいから使われなくなり、ずーっと聞かなかった言葉です。最近、娘に「男子はそういうことするかもしれないけど、女子はやらないわよ」などと、日本の学校の様子を説明するときに使ったぐらいで。

しかし女子、というのを私ぐらいの年代の書き手とか私ぐらい向けの年齢層をターゲットにした雑誌が、なんとなくはしゃいだニュアンスで使っていますね。

女子、と名乗ると、なんだか急に女子高生に戻ったような感じがするなあ…。そう感じる自分が恥ずかしく、「女子」と誰かに名乗るのは、とても恥ずかしくてできない…。

まあ、大人が面白がって使う分にはいいんですが、娘に正しい日本語として教えるには? 控え室が男女で分かれていた場合、高校生までなら「男子」「女子」だけど、大人には「男性」「女性」だと思うんですが。でも、もしかして定着しちゃって、将来は変わるのかな。

それから、「鉄板」という言葉?? よくわからないんですが、この前、音楽ライターの神館さんがお書きになった上原ひろみちゃんの本の書評を書いていて、神館さんの著書について調べていたら、「鉄板」という言葉が出てきて、ジャズが鉄板だと何なのかしら?? とよくわからず。鉄板=焼肉?違う違う。確実な、という意味で最近使われているんだそうですね。これは知りませんでした。

「なんとかなう」という言葉遣い。これはツイッターで結構目にしていましたので、アメリカにいたときから知っていましたが、普及しているんですねー。便利かも。でも、私は、カタカナ英語を文章に混ぜるときにはそれなりに注意しているんですよね。カタカナ英語だらけの日本語は、意味がわかりにくくて、私は好きじゃないので。でも英語だけどひらがななのか…。ばあい、しーゆー、ぐっじょぶ、等々、そのうちひらがな表記の英語が増えていくんでしょうか。