先日アメリカでも「のだめ」の放映が終わりました。
最終回のベト7を振る玉木君の姿はすばらしかった〜。
まず彼の指揮の上達ぶりは目を見張るものがあります。
最初は「なんだ私のほうがよっぽど上手じゃん」と思ってましたが
「こりゃかなわなわいわ」というレベルでした。
そうとう練習して入り込んだのでしょう。
涙をこらえ歯を食いしばりながら…あの表情からは、演技というより
一連の撮影を千秋真一として体験して、それがもう全部終わるんだ
ということを実感しながら最後の合奏に全身全霊を捧げていた
のがよく伝わってきました。
というわけで、その後、毎日のように娘とふたりで「のだめ」を見ています。
赤ちゃんのころからフュージョンとピアノ曲ばかり聴かせて育ったうちの娘は、ラフマニノフを聴かせたら「やだこれ、けして」といったのです。
げげっ!! オケ曲をもっと聞かせなければいけなかったの!? と私は青ざめました。
そこで「のだめ」を見せながら免疫をつけさせることにしたわけなのです。
「千秋先輩はのだめちゃんのお部屋をお掃除してあげるの」
「千秋先輩はいつも怒っているけどかっこいいの」
「のだめちゃんは毎日転んだりぎゃぼーっていっているの」
といって喜ぶのはいいとして。
オケのシーンを見ると、娘がたて笛を吹いたり、指揮のまねっこをするようになったのです。
うーむ、へたにCDを聴かせるよりも、しばらくひたすら「のだめ」を繰り返し親子で見ようかと、真剣に考えているところです。