アメリカに来てなによりうれしいのは、スムースジャズのラジオ局があることです。
車に乗ってFMをかければ、デイブ・コズにケニーGにフォープレイ、当然ながらフュージョンの古典的名作ジョージ・ベンソンの「ブリージン」なんかも当たり前のように流れます。EW&Fにスティング、スティービー・ワンダーなどの微妙にジャンル外なんだけど、ジャズの親戚みたいなポップスも流れます。ハービー・ハンコックがこの前出した「ポシビリティーズ」のヴォーカルチューンなんかは毎日のように流れているんだけれど、ハービーの「カンタロープ・アイランド」は全然かからない。何か一貫した選曲ポリシーがあるように感じますが、まだうまく文章にできません。
で、誰が「スムースジャズラジオ局御用達アーティスト」なのか調べていたら、ラジオ局にちゃんとリストが載っていました。
http://www.kssj.com/music_content/newsmoothjazz.php
フュージョンとスムースジャズ。かなりアーティストは重なりますね。一部、重ならない人もいるけれど。
しかしアメリカに来て、スムースジャズという単語はたくさん聞くのだけれど、フュージョンという言葉をほとんどまだ聞いていません。それこそ、キュイジーヌとか、お料理のジャンルの形容に使われているような。