こちらで日本語放送を見るためにケーブルテレビに加入したところ、音楽の有線放送みたいなチャンネルがありまして、スムースジャズがちゃんとありました。私が聴きたいいわゆるフュージョンはこのチャンネルに該当するようで、パットメセニーに松居慶子さん、サンボーン、デビッド･べノワといった人々も毎日登場します。
ですが、このチャンネルで、メセニーよりも人気？ というか、連日のように曲が流れている人がいます。クリス･ボッティ、リック･ブラウンとティル･ブレナーの３大イケメントランペッターです。
もちろん、日本にいたときもジャズライフやアドリブで３人の名前は見ているし、レビューを書いたこともありましたが、とにかくこの人たちが特に人気があるようです。
ティルはドイツ人で、ヴォーカルとトランペットを両方こなす人。リックはトランペッター兼プロデューサーで、ボニー･ジェイムズなんかと一緒にアルバムをよく作っていた人です。そして、クリス･ボッティは、スティングのツアーに参加していたことでも知られ、スティーヴ･ガッドやマイケル･部レッカーとの共演も多く、俳優としても活躍してます。
３人とも「耳あたりがいいけど、なんだかよくありがちなスムースジャズ」ではなくて、何かしらの「へ〜」という意外性があり、しかも洗練されていて聴きやすい音楽をつくっているので、人気があるのだろうなー。
毎日ふたりの曲を聴いているうちに、どんどん好きになってきました。
そんなことを考えながらネットサーフィンしていたところ、４月７日にうちからそう遠くないところで、リック・ブラウンと、女性サックス奏者ミンディのライブがあるというではないですか！ ぎゃー、行きたい！！！！ しかし、まだ運転をはじめたばっかりの私には、ハイウェイはちょっと無理だしな。悔しいけど今回はあきらめることにします。運転がんばらなくちゃ。
