アドリブでも書いていらっしゃる音楽評論家の鈴木道子先生の著書。
鈴木先生はマイケル・ジャクソンにも、ジョニ・ミッチェルにも会っている、音楽大学でポピュラー音楽の講義を長年受け持たれた大御所です。
たまたま「21世紀へのチェルニー」を編集してくれたHさんがこの本の担当だったということで存在を知り、きょうゲットしてきました。
20世紀後半の記述はジャズではなくロック中心になりますが、多少は
ポップスやロックも聴くという人は、買って損はないのでは。
ようするにアメリカのポピュラー音楽の歴史をわかりやすくまとめた本です。
結果としてアーティスト、名盤にもまんべんなく触れているわけですが、
登場した順番、カテゴリーわけなどがあると、もう頭に入り具合が非常にスムーズ!!!!
入門書と銘打ってあるだけあって、内容が深くなりすぎず、でも大事なポイントはおさえてあります。ちょっと教科書っぽいですが、文章もわかりやすいですね。