音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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フュージョンのキーボーディスト

今週はフュージョンのキーボーディストについて述べる原稿を書いていまして、いろんなCDをごそごそとひっぱりだしてきて、山積みにして次々に聴いていきました。買ったことを忘れていたCDもあったりして(爆)。
リトナーの「ジェントル・ソウツ」・・・あ、リトナーはギタリストですが、パトリース・ラッシェンがらみで聴きなおしまして、結局キャプテン・フィンガーズの怒涛のキメを久々に聴き、やっぱこれって凄いよねと感激。リチャード・ティーの「ストローキン」とか、スタッフのライヴアルバムも・・・リチャード・ティーが豪快に弾きまくるのを聴き、あまりのかっこよさにフリーズ。ウェザー・リポートの8:30・・・は〜なんて新鮮な空気が流れているんでしょうか。同じくウェザーの「ナイト・パッセージ」も出てきましたが、私は8:30の方が好きなんだよなー。歌っぽい度合いの高いほうが好きなのかも。ハービー・ハンコックの「ヘッド・ハンターズ」。

・・・・・1曲目のカメレオン、洋物フュージョンを聴きはじめた頃に買って、なんかいまいちピンとこなかったんだった(笑)。今聞いてみると、あがりそうであがらない微妙なテンションが、なんともたまりません。チック・コリアのアコースティック・トリオ・・・「モーニング・スプライト」って曲が好きなんです。ピアノの音の一粒一粒が、生きて元気に跳ね回ってるようなみずみずしさ。・・・まだまだ数え切れないほど聴いて、朦朧とする寸前ではありますが、やっぱ30年前のアルバムだろうがいつのアルバムだろうが、本当に素晴らしいアルバムって、いつ聴いても素晴らしいんですね。最近どうも、新譜を追いかけるほうばかりやっていて、名盤を聴きなおしたり揃えるほうがおろそかになっていたのを反省。とてもよい機会でした。・・・キャプテン・フィンガーズもう1回聴こうかなあ。