最近、寒さのせいか体がいまひとつ重く、原稿を書いたらまったく
エネルギーも集中力も残らなくなってしまっています。
CDをかけても、なんだかいまいち集中できず。かといってテレビを
つけても、ホントは音楽が聴きたいんだよなあ、とどこか思いつつ
だらだらと眺めている。
あっそうだ、ライヴビデオ見ればいいんじゃない! と思いつきました。
ということで、ライヴビデオをとっかえひっかえ
見はじめたら・・・これ、ラクチン。
なんでラクチンなんだろう??と考えたのですが、
CDだと常に「サックスがメロディで、ギターは
バッキングしてて、えっとドラムは誰で、このピアノは誰??」など
常になんとなく気にしながら聴いているんですよね。
それがビデオだと
そのとき主役になっている音がアップになっているから一目瞭然。
原稿書きを前提に聴き直すなら、やっぱりCDを集中して…という形の
ほうがいいと思うのですが、疲れちゃってボケッとしながら…という
シチュエーションだと、ビデオのほうがいいのかなあ、なんて。
ミュージシャンが演奏してる姿って、
感情がものすごくストレートに出ていて、
ほんとにカッコいいんです…。しみじみ。
あくまで音楽を聴いているのであって、ルックスばかりを論じるのは
失礼だという側面はわきまえたいところですが、こうした人たちが
目に映り、パフォーマンスをしているのを眺めるのは
本能的な感情として、ホッとする、癒されるものがあるのは事実なん
だと思います。しかもそのパフォーマンスが、自分の波長と合う音楽
だったりしたら、最高!
というわけで、「まあっステキっ!!」と、純粋にミーハーしつつ
ライヴ映像の演奏にため息をつく・・・そんななにげないひとときが
非常に心の安らぎになっているのでした。