音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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DRIVEライヴご報告

きのうはバレンタインでしたね。たまたま新宿高島屋に行ったので
チョコレートを買ったのですが、ぎええええええーすごい混雑!!!
泳ぐように人をかきわけかきわけ、なんとかゲットして参りました。

さて、すっかり遅くなっちゃいましたが、2月のあたまにSTB139で行われたドライヴバンドのご報告を簡単に書こうと思います。

まずはKANKAWAさんがハモンドオルガンのB−3を使ってました。
実はこれ、このバンドでは初の試みなんですよね。
いや、このオルガンの音圧は凄いです。どうしてあんなにインパクトのある
音が出るんでしょうか。パワフルだけど、ものすごくあったかい音がしました。
ドライヴバンドのライヴを見るのは、昨年の2月、6月、9月に続いて4回目ですが、ずいぶんと音が溶け合って、バンドらしくなったように思いました。

ちょっとにぎやかなリズムの打ち込みを流しつつ演奏する新曲もありました。是方さんのニューアルバムで使っている打ち込みと通じるものを感じたんですが、あれは面白かった。いわゆるリズムキープは、コンピューターから流れてくるので、ドラムの則竹さんが、
左手で「ん・きゃ、ん・とと、ん・きゃ、ん・とと」というリズムを刻んでいたのが(こんな文章で通じてます??)印象に残ってます。これは打ち込みとの共演ならではのプレイでは? と思ったりしました。(真相は取材してみないとわかりませんが)

ドライヴ・バンドのスタイルは、ジャムバンドといっていいと思います。
踊れるビートの上で即興しまくる展開は、とても野性的(?)で、荒削りなむきだしの部分が見えるようで、独特の聴きごたえがあるんですね。

事前に展開を綿密に計算して、きっちりリハーサルして、それを見事に
やってのけるライヴも見ごたえがありますけれど、それとはまったく対極の迫力や面白さがあります。

もちろん、かなりの準備の上で、あえて現場で新しいことをやっているのだとは思いますが、聴いている印象として、すごく「むきだし」な感じが、たまらないのでした。