数年がかりで取り組んでいる単行本「ピアニスト養成ギプス」、マジで書き始めました。新潮社の原稿が編集さんからの返事待ちで、とりあえず時間があるので・・・ということで。
新潮社のほうで、まだ世には出ていないけれど「単行本を書く」という作業を２年間やってきたので、随分と本の書き方というのが自分なりに把握できてきました。
最初は「絶対音感」みたいなノンフィクションを書きたいという気持ちから「ピアニスト養成ギプス」の企画が出てきたんですが、ちょっと私の持ち味からすると「絶対音感」路線というのも、違うなあ〜と最近感じたりしています。
私が書く「ピアニスト養成ギプス」は、あの本よりも分量が少なくまとめたいし、あとは、もっとエンターテインメント的に面白い部分をいっぱい入れたい。
それから、専門的に突っ込むのも大事なんだけど、絶対に難解にはしたくない。それから、音楽教育とフュージョンとピアノの分野をやってるライターなんて私しかいないわけで、そういう意味で私にしか書けない３つの分野を融合して出てくる面白さを出したい。
いまは切り口をチェルニーとハイフィンガーで書いてますが、譜読み、暗譜、音感、ソルフェージュ、日本の音大・・・等々、まだ調べたいテーマは山のようにあるんですね。ピアニスト養成ギプスシリーズとして、将来ライフワークにできたら一番いいな。それで、読者の方が「山本美芽の新刊出た？」って本屋さんで探してくれるようになったら・・・一番いいなあ（笑）
ということで、夢は広がる一方で、地道に原稿を書き進める本日の私なのでした。
話は変わりますが・・・
この前土曜日に、小曽根さんのＦＭでマイケル・ブレッカーの新譜が流れて、そこでメセニーのギターソロが流れました。
そこで「！！！！」と衝撃を受け、「あああメセニー聴きたい！！！！」という衝動に、ひさびさにかられまして。
それで昨日から、パット・メセニーの「オフランプ」をずっと聞いています。ああああもう、メセニー最高〜（涙）。なんて幻想的なんでしょうか。
彼の弾くエレキギター、ほんとうに大好きです。
コンサート行きたいわぁあああ（涙）。
