音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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電話インタビューで仕事おさめ 2

今年取材で会った人で強烈だった人。小曽根真さん(ショパン)。初対面なのに全然初対面って気がしなかったし、おっしゃることがいちいち心に響いてきました。

松本圭司さん(cyberfusion)。これまで会ったどのミュージシャンとも全然ちがう個性があって、どんな答えが返ってくるか予想がつかない面白さ。

ディメンションのリーダーのギタリスト、増崎さん(ジャズライフ)。ひとことひとことにものすごいインパクトのある方で、圧倒されそうになりました。ディメンションのメンバーどうし、言いたいことを言いあえる環境をつくっているのがとどまることのないサウンドの進化の原動力のひとつなんだなーと思ったりしました。

江口寿子先生(もっと知りたいピアノ教本)。車椅子にのりながら、80人のピアノ教師を抱える音楽教室「一音階」を主宰。楽しく、しかも実力がつくという独自のピアノ教育を展開なさっていて、ものすごい情熱と信念をお持ちでした。

三善晃先生(もっと知りたいピアノ教本)。20年にもわたってmiyoshiメソードのテキストを完成させたという息の長さ。ピアノはとんかちを叩くのではない、重さが流れていくのだという考え方は衝撃でした。

私を支えてくれた言葉。「10書いて9を捨てる」「著者の言いたいことがはっきりしていないと読者は混乱する」「音楽ってうまいへたじゃない、感動だと思う」「努力っていうよりは工夫」「どうして? それはなぜ? なぜ、をあきらめないで」「きっとできる。自分を信じる」「楽しんだ人が勝ち」「プロになったらどんな状況にも耐えなくちゃいけない」

・・・もっといろいろあるんですけど、とりあえず今日はここまで。
今年もいろいろおつきあいいただいてありがとうございました。
みなさまよいお年を!