ここ最近のディメンションのアルバムって、「うわ〜！！」っていうワクワクドキドキする感じとか、「やるぞやるぞ」っていうパワー爆裂みたいな存在で、自分にとっては「喝を入れてくれるサウンド」でした。
でも、今回のアルバムを聴いていて出てくる元気っていうのが、ちょっとこれまでと質が違う。ふわ〜っと気持ちが軽くなって、いつのまにか自分の顔がニコニコしてる。いろいろ考えると人生って大変なんだけど、でも、ま、いっか。とりあえず、いいじゃん、別に？ みたいな気持ち。気合いが入るとかじゃなくて、寒くて心細かったのが、あったかいコタツに入ってホッとしたみたいな感じ。
このアルバムはジャズライフで取材に行く前に聴いたときも「いいアルバムだなぁ〜」と思いましたが、仕事抜きで毎日聴いていて、ホントに心の栄養になるようなサウンドだなと、聴くたびにしみじみしちゃう。ディメンションの増崎さん、勝田さん、小野塚さん、このアルバムを本当にありがとう・・・と、心の中でお礼を何度も言いたくなってしまうのでした。
