音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

15日KORENOSライヴ−その2

最近KORENOSで増えているヴォーカル入りの曲、これってお客さんによっては「えっ!?」ってびっくりする人もいるんだろうけど、だいぶまとまってきましたね。でも、やっぱりギターやベースを弾きながら歌うのは大変そうだなぁ。

 則竹さんがドラムセットの前に出てきてスネア1台シンバル1枚で演奏するのが目玉の「アコースティックコーナー」も、既におなじみって雰囲気。もはやこれがないと、KORENOSのライヴに来た気がしないわぁ〜みたいな。最近はソロまわしなどがコミックバンド的(!?)な路線になっていて、則竹さんが隣の須藤さんまで叩いてしまうのが笑えます。最後に是方さん須藤さんが観客席へ乱入して演奏するのも既にお約束となっていますが、今回は客席のポテトとかおつまみを奪ってつまみ食いするだけでなく、ステージに持ち帰って則竹さんに食べさせる(爆)というのがさらに加わったようで。

 ドラムソロとベースソロも、とっても印象的でした。この日の須藤さんのソロは、なんだか異様に聴きごたえあったな〜。ドラムソロは、ドラムの皮がなんで破れないのか不思議なぐらいの激しい叩きぶりで、ちょっとびっくりしちゃいました。

 それと、アンコールで飛び入りがありました! 現役大学生の新人サックス奏者、鍬田くん。聴いてみると、いきなり本田雅人を思わせる魅力的な音色にびっくり。先日則竹さんがゲストで行った大学のイヴェントで共演して知り合ったご縁で出演なさったそうです。20代前半の新人ミュージシャンって、よく考えるとフュージョン関係だとあまりいないんですよね。すごく貴重!! 今後が非常に楽しみです。
 ・・・って、なんだか演奏以外の記述が多めですが、そういうことも全部含めて、ミュージシャンがとっても身近に感じられて、お祭り気分で、理屈抜きに「楽しいな〜」って元気になれるライヴでした。

 KORENOSはフュージョン系バンドでは一番といっていいくらい全国各地をライヴしてまわっているので、地方在住の方にもぜひオススメです。