音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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自覚ってなんだろう

「バッシング〜!?」といって爆笑する友人がいるいっぽうで、心配してメールをくれる友人もいます。で、ある人が「顔も名前も有名になってることを自覚した方がいい」って書いてくれました。
 私の顔と名前が、ちょっとでも、有名!?
これが、冗談とかならいいんですけど、真面目な話になってしまうと、ホントに、まったく実感がわかないんです。
 これまで、雑誌の仕事もしたし、インターネットでも原稿をいっぱい書いてきました。でも、別に私が書かなくてもいいわけですし、記事の内容について読者の方は関心があるけれど、誰がやってるかなんて、どうでもいいことなんだな、と実感することが非常に多い毎日でした。私が原稿を書いているってことを覚えてもらえなくてもそれは当然だし、それが自分の実力なんだ。くやしかったら、物書きとして実力をつけて、「この人は誰?」って思ってもらえるような、光る文章を書いていくしかない、と。
 ずーーっとそう思って、それをバネにがんばっていたような部分があったのです。
 それが、突然「有名」だと言われて、私は混乱してしまいました。
 有名っていうのは、きっとインターネットをやっているT-スクェアファンのあいだだけの話だと思っていました。私はcyberfusionでT-スクェアのインタビューを何度もやらせていただいているからです。でも、T-スクェアファンのあいだで有名っていうのは、有名とっていうのだろうか。しかし、T-スクェアファンの方が集まる場所に限っては、名前も顔もライターであることも知られているってことは、確かにあるのかもしれない。 うーむ・・・実感が湧かないまま、全然知らない人が私のことを話題にするのを見ていると、非常にヘンな気分がします。
 これは、やっぱり自覚がないということになるんだろうなー。
自覚・・・身につけたいけど、いったいどうしたらいいんだろう。