とうとうこの日がやってきました。
取材という名目で、来日しているペテルブルグ音楽院教授の、
ニキタ・ユジャニン先生のレッスンを体験しに行くのです。
ピアノのレッスンそのものが4年ぶり(爆)。仕事に追われて
練習もままならぬ毎日ですが、合間を縫って必死にショパンの
「幻想即興曲」を練習してきました。
さて、いよいよレッスンですが・・・、
わたし、まるっきり別人のように弾けるようになっちゃいましたっ!!!!
うれしい〜!!!!
詳細は、ショパン1月号に書くのでそちらを見ていただきたいんですが、
要するに奏法の悪い癖を直してもらったんです。
そしたらものすごく弾きやすくなっちゃった。
しかも音がすごくキレイに出せるようになっちゃった〜っっっ!!!
るんるん!!!!
たった1回のレッスンで、この変化はいったい何!?
こんなに綺麗な音で弾けるなら、なんだかいくらでも練習して自分の音を聴いていたいって感じ。
こんなすごい先生には、本当だったら国際コンクールを受けるような
ピアニストの卵の人しかレッスンしてもらえなくてもおかしくない
のに、ユジャニン先生は私も含めて、趣味レベルの人も
みてくれるんです。なんて幸せなの〜・・!!
ユジャニン先生のお弟子さんでアシスタントの宇治田かおるさんもレッスンをやっているそうなので、
私、そこに通おうかなと真剣に考えちゃいました。
こんなにラクに弾けるのなら、弾こうとしてもイマイチで、
仕上げるのをあきらめていたショパンのバラードとか、
ベートーヴェンのソナタとか、弾いてみたい曲が次から次へと
出てきたりして。
なんか久々にクラシックのピアノに対して意欲が湧いてきたのでした。
ライターにならなかったらユジャニン先生とも宇治田さんとも
絶対に出会わなかったし、こんな体験もできなかっただろう
なあ・・・。神様に感謝したくなります。