音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

勉強か、気休めか

勉強の仕方なんですが、他力本願、欲張り過ぎは、お金ばかりかかって、なにも残りません。勉強はたくさんしてほしいと思いますが、払った分、ある程度回収できないようでは、それは勉強ではなく、気休め。まず、ある程度、自分で調べ、試行錯誤が順番です。…

ボキャブラリーと思考力と読書量

ボキャブラリーが足りない。というご相談をよく受けます。 ボキャブラリーだけの問題ではない気がします。 どんな力がつきますか? ナントカな力です、と説明できるためには、 たとえば音楽教育に関する本も、ある程度読んで勉強してほしいし、 そのうえで、…

手段の目的化、起こりやすいのです

ピアノ教育に長い間関わっていますが、ほとんどの問題は、手段の目的化によって起きています。学習の効率化を目指して作ったチェルニーの練習曲は、名曲に至る手段であったのに、20世紀の日本ではコンクールや入試の課題曲となり、それ自体が目的に変質し、…

カワイ横浜、教本セミナー第3回 ブルクミュラーへの移行

ブルクミュラーへの移行は、どの本から行けばいいのか。どりーむ4.5、バスティン3、ピアノランド3、新版オルガンピアノ4の比較。1冊について、5曲以上を私が選び、3班に分かれて初見大会をして、ブルクミュラーにどうつなげられるのか、考えるというハードメ…

ピアノを買ってもらうお手紙の書き方

ライティングの個人レッスンでは、こんな話をしています。ピアノを買って下さるようにお願いするお手紙の書き方、忙しいお母様たちにどのように自宅練習の声掛けをお願いしていくのか、レッスンは楽しいことばかりではなく、つらいこともある。それをどう書…

名古屋チェルニーセミナーのレポートリンク

ameblo.jp 名古屋チェルニーセミナー初回に参加された先生方が、次々にブログ記事をアップしてくださいました。 戸塚裕子先生(静岡県)「昭和の時代に音大で勉強してきた私達は、ツェルニーの教本は、必須の教本でした。コンクールや入試にはツェルニーは当…

名古屋チェルニーセミナー

名古屋チェルニーセミナー初回を行いました。スタジオフィオリーレ、天井が高く、ホールっぽい響きがステキです。まずは、チェルニーが好きだった、嫌いだった、それぞれの思い出を話し合い、ピアニストたちに取材した話をご紹介。後半は、チェルニー100番の…

ヘラー25の練習曲で、お話しづくり

わたしが主宰するライティング研究会では、3月から弾きあいセミナーという名前の例会を開催します。3月は、ヘラー25の練習曲と、ベレンスの連弾をみんなで弾きあいします。私は司会とお題設定係。きょうは、師匠の多喜靖美先生にヘラーをレッスンしてもらっ…