音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

海老名ステップ

海老名ステップで斎藤守也作品、弾いてきました。
とりあえず
素晴らしいホールとスタインウェイDの力を借りて
わりとちゃんと弾けたと思います。

Moriya Saito “Photo Album” “OROSHI” - YouTube

朝一番、生徒ちゃん二人のデビューもうまくいって
また出たいと。
良かった。

f:id:mimeyama:20181124230056j:imagef:id:mimeyama:20181124230122j:image

 

前の日は頭がぐるぐるしてました。

 

この前見た大西順子さんアーティスト写真のまねっこをして
黒ジャケットにシャツに革パンをはいていこうと思ったけど、と思いついたのが直前。その服で練習できていない。ぶっつけ本番。

生徒ちゃんのデビュー2人サポートと同じ部で弾くから
靴はペタンコもはいていって自分の出番になったらヒールにはきかえる予定。慌ただしい。

自分が弾く曲の暗譜が微妙なので楽譜見て弾かないと。めくれないところにコピーを貼って。
譜面台のセッティングも忘れないようにリクエストしなくちゃ。

コメント用紙も書かなきゃ、

ああ、なんか

頭がグルグルしてきた・・・。

テンポ落ち着いて弾くんだった・・・

気持ちを込めて。

考えることが多すぎて。

浜コンで見た牛田君のように、ステージに出た瞬間からパーッと笑顔でホールを明るい空気にできたらいいな。

 

当日の朝。

夫が車で送ってくれるというので、ドタバタしてたけど、家で5分だけリハーサル。

指が回ってない、、

 

海老名文化会館小ホール、立派です。ピアノもスタインウェイのフルコン。

プログラムを見たら、朝一なのに後半シューマン交響的練習曲にスクリャービンソナタ? といった曲が並んでいます。なんかとんでもないところに混ざってしまった。汗

のけぞりました。

生徒ちゃん二人は落ち着いて、きれいに弾けました。子どもってすごいなぁ、、、

私もだいぶステージ慣れしてきたし、一応落ち着いて弾きました。テンポは良かったかな。

ホールの音がとにかくきれいで、

弾いていて気持ちが良かったです。

斎藤守也さんの曲は、ホールで弾くと、

いっそう映えるし、自分の音を聴きたくなる。

 

講評は郵送にしちゃったんですが

ピアニストの宮谷理香先生がアドバイザーで、

そんな方に聴いていただくなんて

恐れ多いなぁ、、

最近ほんと、恐れ多いことが多くて

頭がぐるぐるします。

 

弾けば弾くほどピアノって楽しいのですよね。

これだけやってまだまだ発見ばかり。

 

来月は光が丘ステップで弾きます。

頑張る。

といってもね。

しょせん私はライターなんで

 

別に演奏がうまくできればうれしいけど

そのためにやってるわけじゃない。

 

本気で演奏に取り組んでステージに出て表現する。

暗譜ができない、思うようにテンポが決まらない、音色が違う、

落ち着いて弾けない、

そうした葛藤を自分が経験する、

さらに、自分は何が弾きたいのか、どう弾きたいのか

どういう演奏にピンとくるのか、何が興味ないのか

そこまで突き詰めて考えて音を毎日出す、

そういう作業の中で聴こえてくるものもどんどん深く変化していく。

すると考えることも、弾いてないとき、ステージに出ていないときとは

まったく次元が変わってくる。

アーティストと対話する内容もまったく深みが変わってくる。

実はただそれだけのために演奏をしているんです。

でも本気にならないと演奏ってエネルギーがいるからできないんだけど。

あくまで役者さんの役作りみたいなものですね。

あくまで最終目的は、書くためにやってます。

 弾くことが自分をどう変えていくのか、体当たり取材といってもいい。

だから動画も全部あげて、いつごろどの程度弾けたのか

ぜんぶ読者には見てもらうつもりです。

いつどの程度弾けて、どう演奏が変わっていくのか

やっぱり変わらない部分はどこなのか

全部さらけだしていきたいと思っています。

できてない部分を思いっきり含めて、よかったらご覧ください。