音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

名古屋で弾きあい

火曜日は名古屋で弾き合いのセミナーでした。

 

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いろいろな組み合わせでびっしり弾いて手拍子して、楽しかった〜!!!

名古屋、静岡、岐阜、関西からのご参加に感謝です。

連弾で楽しみながら上達するレッスンの
お役に立てればと思います。

東京10月30日、大阪12月.名古屋次回は3月の予定です。
名古屋は2週間後にまた来ますね。

 

弾きあいセミナーとは。

 

もともと4年前にうちでホームセミナーをやっていた時、ピアノを順番に皆で弾いていたらえらい盛り上がってしまった。バッハを移調したりカプースチン弾いたりね。その後横浜でアンサンブルセミナーというお題をもらって私、師匠の多喜先生みたいにアンサンブルのスペシャリストとかではないのになぜかそのお題で講師することになってしまった。というのは聴き方をレクチャーするのにアンサンブルしたほうがいいよという理論の説明だったんですけどね。

とかやっているうちに、ホームセミナーが終わって、その続きでチェルニーセミナーをやることになり、そのチェルニーセミナーは皆で手分けして私が話の中で触れたい楽曲について演奏してもらいながら進めることに。
だんだんエスカレートして、バルトークのミクロコスモスにMiyoshiメソードにバッハの平均律やらピュイグロジェ教本なんかをいっぺんに音出ししたこともあり。ご参加の先生方が面白がって手分けして沢山練習してきてくれたんです。あれは面白かったなー。あ、もちろん弾くだけじゃなくて「ってことでこうこう、こういうケースにこれ使えるんじゃないかと」と話すんですよ。

その後、レッスンに使えそうだけど広まってない楽譜をみんなで音出ししてどうレッスンに使えるのか考える「弾き合いセミナー」という変わった趣旨の会となり、それがずっといまも表参道で続いています。10月30日は次回は平吉先生の連弾曲をやるんですけど。

この活動はいったいなんなのか。ま、私もライター活動で仕入れてきたネタを一気に放出している場でありますが、それと同時に、「とにかく自分も弾こうよ」という思想の啓もうです。

どんなにまじめにレクチャーを聴いたって、自分でまず譜読みして音を出すほうが100倍勉強になります。
それをやらないでセミナーに通う時間やお金が足りないとか、楽譜が積ん読とか、めちゃくちゃ本末転倒。
まず楽譜を音出しして、それから人前でどんどん弾いていかなきゃ。うまいほうがいいけど、別にへたでもいいじゃないですか。わかるために弾くんです。別にすごーいと感心してもらうためじゃない。感心してもらえたらそれはすごいけど、そのために弾くんじゃないから。理解の一手段が弾くってこと。聞くだけより弾くほうがわかる。という立場で私もうまく弾けなくてもずっと先生方と一緒に連弾してきました。

ひきあいに参加することでリハビリになり人前での演奏をふたたびするようになった先生、レッスンに通いはじめた先生、いっぱいいます。

リハビリモードも歓迎。ちょうど生徒ちゃん役みたいなものですよ。慣れてきたらがっつり練習しておおおおお~って弾いてくれたらそれも盛り上がる。

そんなふうにワイワイやってるんですけど
名古屋でも先生方が集まってくださって、何回か開催。今年は初めてやっと、9日に開催です。さらに大阪でも12月に開催のお話が出ています。

ピアノが弾けるのにあんまり弾いてないなんてもったいない。

いつか復活しようと思っている人は、早く復活しないと人生終わっちゃいますから。

気が付いたら私も少しはアンサンブル慣れしてきました。室内楽クラスを7年受講して、今年はレフレールの追っかけ活動をしながらマニアックなこだわりも爆発しつつ、ネタ仕入れもしてきましたよ。

 

皆でワイワイ音出し!この雰囲気を広めていきますよ。