音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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仲間外れをつくらないランチ会トークの留意点

仕事柄、読み手の心理は常に考えています。そのせいか、グループでのおしゃべりの際には、それぞれの気持ちを想像しながら、話題をどう持っていくか心がけています。

なるべく共通の話題で話す、というのが理想です。でも、これが案外むずかしい。たとえば4人いて、なんとなく2人で「そういえば」と共通の話題になる。そこでもうひとりものってくる。残りのひとりは聞き役をしているけれど、実はぜんぜん接点がなくついていけない話題だけど、そのことを自分から言い出しづらい。そして3人だけで話は盛り上がり、残りのひとりは仲間外れ状態。みたいに、割合に簡単になりやすいのです。そして、何が起こっていたのか、仲間外れにした側は、気づいていない。
私もきっと気づかずに何度もやってしまっていると思うのですけれどね。
 
私が主宰するライティング研究会でセミナーに来てくださる先生方は、セミナーのあとランチ会に参加してくださる方が多く、場慣れしているのと、顔見知りメンバーが多いので、誰が新しく来たのかわかりやすく「〇〇先生と〇〇先生は初めましてでしたっけ?」など、気遣いもしやすいのです。でも、慣れていない場所や、知らない人同士だと、あ~この人、いま話題に入ってない? と思うことがあり、私のほうで話題を誘導したりします。なかなか慣れないと難しいものです。でもこういうスキルを身につけておくと、グループレッスンのときや、保護者会とかにもきっと役立つはずです。
基本は、相手から話題について反応が返ってこないときに、しゃべり続けず、しっかりと質問をしていく。すると、こうしたグループトークで誰かを仲間外れにしないための予防になります。
 
 
ピアノの先生方に、ライティング個人指導を行っています。
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