たくさんの音楽家のかたのインタビューをするなかで、教わったことのひとつに、「切り替える」ことがあります。
チャレンジすれば失敗は必ず起こる。
外に一歩出れば、いやだなと思うことも起こるし、言われる。
何か書けば、どんなに気を付けていても、思いもよらない方向に受け取られて結果として傷つけてしまうこともある。
そこで動揺して、どうしようと思うのは、人間だから仕方ないことです。
でも、それをいつまでもひきずらない。早く切り替えることが大事。
そして、やるべきことに集中する。
それをたくさんの音楽家の方がおっしゃっていました。
くよくよしている暇があったら練習する、それができたから、プロになっているのだと思います。
少年野球の試合で、ピッチャーのお母さんが、打たれてしまったあとに、落ち着いたトーンで「切り替えて切り替えて!!!」と叫んでいるのを聞いて、ピッチャーも切り替えが大事なんだろうなぁと思いました。打たれたどうしよう、と思いながら投げたら集中できないからいい球にはならないんだろうな。
ピアノも、ステージで間違ってしまったとしても、そのあとにどうしようと思いながら弾いたらいい演奏にはならない。間違えたことじゃなくこれから弾く音に集中しなくちゃ。
流行りのマインドフルネスとかもこのあたりと共通するのかもしれないですね。
私もそんなにうまく切り替えられているわけじゃないけれど、
大事である。というのは、いつも思っています。
そして、切り替えて落ち着いてから、反省もちゃんとすると。