ピアノ教室のブログを一生懸命書いてきた先生から、こんなご相談が届きました。
「●●というところから、お問い合わせのため公開しているメールアドレスに、出版しませんかという唐突なメールがありました。
他にもこういうことがあるのかとネットで調べましたら、オンデマンド出版?連絡が来ていた方はいるみたいです。
担当者名もあり、当然断りのメールをしようと思いますが、しつこくされると面倒だなと思い、悩んでいます」
ライティング研究会でピアノの先生がたに尋ねてみたら、この類のメールが多いこと。
「どこの出版社が忘れましたが、私のところにも同じようなメールがきました。
そして、そこには初期費用についても書かれていました。
結局、返信はしていません。その後も何もありませんでした」
「2年くらい前に、●●からオファー来ました。
担当者は私のblogをそこそこ読んでいると感じました。検索しても、出版のいい話しか出てこないため、どうなのと美芽先生に聞いてみました。
自費出版としてはそんなに高額ではないですが、どうしてもここでないと、という魅力はないですね。
私のときは40万円でした。なぜ本を出すのに私がお金を出さなきゃならないのかと思ってお断りしました」
「私のところは今日、メールがきました!Amazonで扱うみたいなことが書いてありました。スルーしています」
「半年ほど前にアメブロにメッセージが来ましたが、お断りしました」
「昨日、同じメールが来てました。返信していません」
などなど、たくさんのブログを書いているピアノの先生に、自費出版のお誘いメールが送られているようです。
自費出版自体は悪いものではありません。ただ、40万という金額は、安すぎ。100万ぐらいは出さないと本らしい本はできません。ちゃんとした本が作ってもらえるか疑わしいです。
「読んでもらう」目的はブログですでに果たしていますから、街のピアノの先生に、自費出版は不要な気がします。
ちなみに私もゴーストライティングで本を1冊仕上げる類の仕事はたくさんやりました。