芸人の小籔さんが、リトミックをしている2歳の娘さんの姿を見た奥さまの感想として「音楽鳴って娘がわーって、ぽんぽん叩いているだけ」、
ご自分の感想として「『はい、ありがとうございました』って月謝払うとき、あんなもん、金をドブに捨ててるだけや!って」と発言されたそうです。
リトミックを一生懸命学び教えている先生には腹立たしい発言でしょうが、そもそも4歳以下だと、たいていは習い事をして、それなりにきちんと先生の話を聞いて練習して、というのは難しいです。
遊んでいたり、ぐずって寝転んでいたりしている2.3歳児は、話も音楽も案外よく聴いていて、ちゃんと覚えていたりするもの。
指導さえよければ、遊んでいるように見えても1年、2年と通ううちに、目に見えるような反応や変化もでてくるはずです。
2.3歳は、耳が非常に発達する時期。
耳に刺激を与えるには最適です。
でも、1回習ってその場で何か覚えて、上手に何かやるのは、2.3歳はなかなか難しいです。
すぐ目に見える成果をレッスンに求めるならば、4歳か5歳ぐらいから始めた方が良いでしょうね。
でも、耳づくりの理想から言えば、5歳よりは、2.3歳ぐらいからの方が良い気がします。
お兄ちゃんお姉ちゃんがいてにぎやかで、お母さんも音楽大好きで、音楽が家に溢れているなら耳も育ちますから、5歳からでも充分と思いますが。