音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

相対的な譜読み 3月6日 東大阪

3月5日(日)は、名古屋で1日カンヅメライティングセミナー。
翌日は、大阪で教本セミナーです。
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「相対的な譜読み」というのは、私が考えた用語なんです。
わたしが子どもの頃は、音程っていうのは譜読みのときには関係ないもので、音大受験を控えて楽典の勉強をするようになってから問題を解くために習ったものでした。
ところが、アメリカの教本では、スキップ(2度)とステップ(3度)とかいって
ピアノを始めたばかりの頃から、やたら、音程をしつこく教えます。

なんでそんなに音程にこだわるわけ??

と最初意味が分からず思っていました。

だんだんその重要性がわかってきました。

いまでは息子が譜読みできないで止まったら
「これ前の音から何度離れてる?」とききます。
「4度」
「ええっ!?4度じゃないでしょ!?」
「あ、5度」
「そうよ~。だから?」
「あ、そっか。わかった」
みたいな会話がよくあります。

スキップステップが沢山出てくるアメリカ系教本を使わなくてもいいですが
こういう教え方考え方があるというのは引き出しとしてぜひ知っておくといいですね。
アメリカ系の教本にお詳しい先生は、
逆に、日本の教本のなかにある相対的な譜読み、または別ルートから入ってきた
相対的な譜読みがあるところを知っていただきたい。
両方、お話ししたいと思います。

【山本美芽の オススメ!】
読譜力を伸ばす ピアノ教本セミナー
 ~プレリーディングと相対的な読み方」

     
 あらゆるピアノ教本を研究している山本美芽先生が
 ピアノ講師にとって一番の悩みの種を解決する
 「読譜力が身につく教本」に絞って解説します。

  *ムジカノーヴァ11月号の特集記事と連動。

 

 

 

ムジカノーヴァ 2016年11月号

ムジカノーヴァ 2016年11月号

 

 


 なかなか譜読みがうまくいかない生徒へのテコ入れ、
 譜読みができる子のスピードアップに効きます。
 中西美江先生による、バーナムピアノテクニックを
 使った「相対的な譜読み」のレッスン実演も行います。
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【使用テキスト】
ペースメソッド「幼児版おんがくをはじめよう」
「みみをすます」1(町田育弥)
バスティンパーティー A、B
ルフレッド導入コース A
ラインとハンドサイン(二本柳奈津子)
「おんぷカード」(丸子あかね)
おんぷの学校1 (江口寿子)
ぷち・わかーるピアノA (田村智子)
バーナムピアノテクニック 導入編・1

 2017年 3月6日 (月)
 午前10時半から午後12時半まで
 小阪楽器 布施本店
 〒577-0056 東大阪市長堂1丁目18-22
  近鉄奈良線大阪線「布施」駅より
  北へ徒歩5分
 【受講料】4500円
 【申し込み】ぽこあぽこ音楽教室 中西美江
https://ssl.form-mailer.jp/fms/b6a10a44489114