どっちでも自由なんですよ。でも、コンクールではどっちが有利とか、あるんでしょうかね。
2016年のピティナコンペの結果特集号を見ていたら
石黒加須美先生はA1、小学2年生以下の講評で、バロックについての課題として
「調性の変化により対応でき耳を養成していかれると良い」
「舞曲を選択される方も多く、なかにはどれも同じような感じに仕上がってしまった方も見受けられた」
「時代・様式によって拍子感・音色・音質も変える勉強をしてほしい」とのご意見も審査員の先生方からあったそうで。
ピティナは「4期」ですので、ほかの時代とのスタイルの違いが出ているかはもちろん聴いていたら気になるんでしょうね。ですので、単純な考えですが、
ロマン派とバロックとか、古典とバロックの組み合わせで選択していて、
どっちも同じようにきこえたらいまひとつ格好がつかないということか。
だからアーティキュレーションをチェンバロ風のほうにしておくとか。
そういう考えもありでしょうね。アーティキュレーションだけその通りにしてもカンタービレに歌いすぎたら、ロマン派っぽくなっちゃうかも。チェンバロは音量変化できないですからある意味若干淡々としたほうが、それらしい?
って、そこまで小学1・2年生が表現するんですか?
頭痛が・・・
私、できなさそう(爆)。
そんなことまで考えて表現しようと頑張っている生徒さん、先生たち、本当に偉いです。
チェンバロ風にしたほうがいいのかピアノ風にしたほうがいいのか。
これはまた作戦が違ってくるような気がしないでもないですね。
ううむ。
ということでチェンバロのCDを聴きながら眠りにつきたいと思います。
チェンバロの音にはピアノには含まれない超高周波が含まれていて脳を刺激していろんないい効果があるというお話を放送大学で聞きました。どうりでね、音色がいいです。