バレエの先生をめぐる怖い事件がありました。
ピアノ教室も、人ごとではありません。
ピアノは密室で1対1でレッスンします。お互いが安全な人である、という信頼関係は、大前提です。
さまざまな安全対策が考えられます。
ライティング研究会の先生方からは、次のような方法が寄せられました。
●ホームページの教室案内に、おとなの男性はお断りと書く
真面目にピアノを勉強したい男性には失礼ですが、自宅教室で密室の場合は、仕方ないですね。
●問い合わせの段階で、少しでも変と思ったらお断りして、会わない
恨みを買わないよう、失礼のない事務的な文でお断りする。
勝手に自宅教室に押しかけてくる事例もあるので、住所は町名まで、番地は公開しない。ホームページなどに、自宅外観写真は載せない。
お友達や知り合いで、不幸やコンプレックス、不満を抱えているかたから習いたいといわれた場合も注意が必要です。嫉妬や怒りのはけ口にされる怖れがあります。
●レッスン中も入り口は施錠する
●入会規約を作り、署名捺印してもらう。入会金をいただく。
●入会してから問題行動、迷惑行為〔教室備品の窃盗、レッスン時間を守らず他の生徒の邪魔をする、月謝滞納など〕があった場合は、すみやかに退会していただく。
問題行動はエスカレートするので、早めの対処が大切です。
また、予防策として
●毅然とした、スキがなく媚びない態度
生徒が少なくて困っているから、ちょっと変だけと、仕方ないと妥協は危険です。
●社会人の常識として、犯罪者やストーカーの特徴について知識を得る
育ちか良く、良い人に囲まれて育ってきた場合、人間の心には恐ろしい部分もあることを、本で知っておきましょう。事件ノンフィクションがおすすめです。
山本美芽セミナースケジュール、
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