フェイスブックのライティング研究会でお悩みをいただきました。
小学校中学年の女の子です。レッスン5年くらいになります。
マムシ指が治らず、レッスン効果も低い印象でどうしたものかと悩んでいます。レッスン中にいくら支えて引っ張ってあげても、すぐに戻ってしまいます。
よい対策、訓練などありますでしょうか。
その生徒は、鉛筆の持ち方も親指関節が内側に入ってしまいます。
<ご回答 A先生>
楽器店勤務の時、グループレッスンから個人レッスンに移動の低学年の生徒さんにそのような子が多く、指にテーピングの技?を考えて指導しましたが、効果なく治らないと諦めていたら、いつの間にかキレイに弾けるようになった子もいて驚きました。
反対に幼稚園の時から個人レッスンで丁寧に指導しても中学生になっても変わらず、三人兄弟で通ってくださいましが全員治らずだったので、体型?関節の弱さ?成長がゆっくり?など個人差もあるのかなと思っています。
なので本人が嫌がらない程度に根気よく声かけをしたり、時々テーピングでタッチの違いを感じるような経験をさせるようにしています。
曲のレベルが上がると大切な課題のひとつだと思いますが、あまりに指に気を取られすぎて、演奏が不自然になったり楽しくなくなってしまってはどうかなと考えています。
<山本より>
まむし指の何がいけないかというと、指がぐらぐらしていて、打鍵したときに
腕からの重みが鍵盤に伝わらず、音がスカスカになりやすいんですね。
折れたスティックでドラム叩いてるようなイメージです。
社会人アマチュアピアニストで、金子勝子先生門下の「鍵盤うさぎ」さんは、
ご自身がまむし指でご苦労されたそうです。
これほ鍵盤うさぎさんが送ってくださった、手の写真。立派なまむし状態ですね。
金子先生にテーピングの指導を受け、
現在は、きれいな音で弾けるようになったそうです。耳をすませて、芯のある響きが出る打鍵のポイントを、自分なりに探っているとのこと。
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微妙な角度があるそうです。
こちらの記事をご参照ください。