「音楽家のインタビューのときに気難しい人でも話してもらうには、なにか秘訣があるんですか?」と、先日質問をいただきました。
これは話すと長くなるのですが、基本は、相手を好きになることです。
話が聞けて嬉しい、と思いながら、顔(目ではなく)を見ながら話をききます。
好きな人のことは何でも知りたいですので、詳しくなります。細かい情報もぜんぶ頭に入っちゃいます。手段を選ばす、調べ上げます。
ただし、あまりハイテンションで会話が始まると、「この人、こっちのことよく知らないのに、イメージ描いて勝手に好きでいるだけなんじゃないのかな」と警戒されるので、注意。
もうひとつ大事なこと。質問では、こちらの先入観や思い込みを押し付けないようにします。
好きだから知りたい気持ちで下準備で調査はしっかり。でも、自分の調べたことは思い込みかもしれないので、本当のところを教えてほしいっていうスタンスでお話しを聞いていると相手にもそれは伝わるみたいです。
応用編がいろいろありますが、それはまた。