きょうのテーマは、乗り換え!
指づかいを切り口に、人気の教本を検討しました。
ピアノ教本には、階段、登山、らせん、の3タイプがあるというお話をしたところ、アンケートで「わかりやすい」と反響がものすごかったです。
これは教育学の教育課程の組み方、カリキュラム論からもってきたタイプ分けです。
タイプごとに、何を大事にしているかコンセプトやバックグラウンド、子ども観が異なっています。
らせん型は、ブルーナーが提唱したことでも有名ですが、それがアメリカのピアノ教本に影響し、日本にも入ってきています。
読譜を教えていくにあたってのスコープ(教える範囲)とシークエンス(教える順番)は、学校の授業で、何年生に何をやるっていうのも本当は把握しておきたいし、さらに、時代ごとに変わっているので、そこも本当はおさえておきたいんですよね。
このへんのお話しをするには、1回とか2回のセミナーではとても足りないので、どうしたかものかな~と考えています。
好評なので、続編があるかもです。