「自分の音、聴いてる?」ホームセミナー第3回は、第3章。内的聴覚について詳しくお話しました。
以下はセミナーレポートに寄せられたご感想です。
●これまでどのような形で自分の内的聴覚を意識したことがありましたか?
社会人生活を続けるために電車の中で楽譜を読み、頭で音を鳴らして暗譜する。当たり前のようにやってきました。
耳コピしたりら浮きながらパターンやソロを歌ってイメージトレーニングしていた。
ソロでは余裕がなくて意識できていなかった気がします。連弾のときには意識していたかも。ヴィオラを弾くときは確かに音を作って聴いています。
伴奏パートを弾きながら頭の中でソリストの旋律を常に歌っています。
歌えないと楽器でも吹けない実感がありました。それが内的聴覚だったのだと今日知りました。
●内的聴覚を高める活動として、今後何をしてみたいですか?
権兵衛さんの赤ちゃんのような穴あき歌唱
簡単な曲から歌ってみる
暗譜したものを楽譜に書いてみる
耳コピ 電子ピアノを使い多重録音をしながら多声感覚を磨く
弾く前に4回以上歌う
視野を広げよい意味での難易度をあげていこう
アンサンブル
果たして、声に出して歌うことで、演奏は本当によくなるのか、アンサンブルしてみることで改善はあるのか、バッハのインヴェンション2番で、歌ったりアンサンブルする活動のビフォアとアフターで2度弾いてもらい、実験してみました。結果は、みなさん受講者はピアノの先生なので、ビフォアの状態で既に歌っているんですが、アフターになると、歌い方がすごく自然で美しく、野に咲く花のようなナチュラルな演奏に。改めて驚きです。インヴェンションって2人でやるのが本来のものをひとりでやってるんだなぁ〜と実感したのも面白かったですね。
次回ホームセミナー第4回は6月10日(火)満席
スタジオセミナー第4章は、6月13日(金)、残席3