音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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ショパンのエチュード作品10の4、レッスンに行ってきました

今日はピアノの個人レッスン。多喜先生に、ショパンエチュード作品10の4見ていただきました。ようやく譜読みが終わったぐらいでヨタヨタと弾いております。

左手が圧倒的に弾けてないので、左手だけを聴いていただきました。拍のあたまに腕、手のひらなどの重心をもっていく感じがつかめたかな。

室内楽クラスで演奏しているハイドンのトリオのピアノパートも聴いていただきました。

下降分散和音が、どうも拍子感がなくなりがちで、ぎこちなくなってしまうので悩んでいました。「そこ、拍子を感じて」と篠崎先生にアドバイスをいただいたのですが、なんかうまくいかないのです。

そこはアウフタクトで5の指から始まる下降分散和音。

拍の頭が黒鍵で4の指で弾いているから、そりゃ、弾きにくいです。

そこで拍を出そうとしてアクセントをつけてみましたが、すごく人工的で、変。

じゃあどうすれば?? と悩んでいました。

今日のレッスンでは、その部分は、アクセントというのではなく、フレーズ全体を弾くときの動きで、腕からの重みを着地させる音と、拍のあたまを一致させる感覚みたいなものが、つかめた気がします。これができたら結構音楽が自然に流れるかも。