音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

ドビュッシー「映像」のレッスン

ろくに練習もできていないのですが、多喜先生のレッスンは、月2回なんとか通っています。
11月ごろから、ドビュッシーの「映像」を練習しています。最近やっと「運動」が形になって
きたものの、細かいところはまだまだ。
「水の反映」は、なんとなく弾けますが、ところどころ譜読みがあやしい。
「ラモーをたたえて」は、譜読みが中盤から進まない。

あまりに練習する時間がなく、順番にひとつずつ仕上げようと思い、今日はまず「運動」に
集中して、もっていきました。

フレーズが2小節単位なのか、4小節単位なのか、テヌートが重くならないように、
右手の細かい動きをしながら左手の大きな動きをしっかり感じて。

けっこう細かいんですよね、この曲。なんだか弾けば弾くほどドツボにはまって
へたになっていくような…、下手にはなっていないのでしょうが、やることが見えてきて
「できていない感」が増大。しょぼ〜ん。

でも、高速で、左右のアルペジオの音がそれぞれバシッとハモッたりとか、きれいに和音が
ペダルで混ざったりとか、高速3連のピアニッシモがコケずに決まったときとか、
いちいちガッツポーズが出そうなくらい、達成感があります。

ひとりで、だめだと落ちこんだり、できたとガッツポーズしたり、なにやってるんだか。
結局楽しいんですね。

インテンポできっちりタッチや強弱やペダリングも追求して練習していると、
ただCDを聴いているときも、耳がやはり鋭敏になる気がします。
もう少し深めて仕上げようかなぁ。「運動」。

実用版 ドビュッシーピアノ作品全集 7 映像 第1集、第2集

実用版 ドビュッシーピアノ作品全集 7 映像 第1集、第2集

アール・ヌーヴォー [ドビュッシー ピアノ作品全集3]

アール・ヌーヴォー [ドビュッシー ピアノ作品全集3]