今日は娘の小学校の懇談会でした。担任の先生はベテランの50代前半と思われる女性。とても的確な指導をいつもしてくださっています。今日の懇談会では、4年生のクラスの子たちを見ていて気になることとして、
「いわれたことはできるが、いわれないことはできない」
という話をしていました。
「お母さんたち、細かく指示を与えすぎていませんか」
ひえー。思い当たること、ありまくり。
「どうする?」
といって考えさせる回数をどんどん増やしていかなければならない時期にもう入っているんですね。
親子の間だと、どうしても毎日べったり一緒にいて、身長が伸びたのも気づかいぐらい、近くにいるから、「もう、こんなことができるようになったんだ」って気づかなくなってしまうんですね。
いわれなくても、自分で考えて、必要なことはやる。
そういうふうに、どうやって親のほうが接していくのか、ひえーこれはこれで難しいですね。
漢字にしても、何回練習すべきなのかは人によって違うから、必要なだけ練習するように、自分が覚えが悪いと思ったらたくさん練習しなさいと先生は指導されているそうです。
ピアノにしても、練習がどれぐらい必要なのかはそれこそ人によって違います。自分で判断しなければなりません。でも、まだ、自分でどれぐらい練習しなきゃって判断できるところまで、育てていないなあ。いきなり「自分でどう思う?」っていっても「いいと思った」って返ってくるばかりだし。耳を鍛える活動も連弾とかソルフェージュとかいろいろ取り入れているんですけどねぇ。どうしたらいいのかなあ。
すぐに答えは出なくても、自分がどうしなきゃいけないのか、自分で考えさせるには、どうしたらいいのかな? という宿題をもらったということで、しばらく考えながら生活したいと思います。