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音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

駆け足で見たニューヨーク(1)

今回のニューイングランドクルーズでは、ニューヨーク出港、ニューヨーク帰着だったので、船に乗る前と、船を下りて夕方飛行機に乗る前、それぞれ3−4時間でしたが、駆け足で街を見ることができました。

まず、乗船前日はサクラメントからヒューストンに3時間ほどで飛び、コンチネンタル空港のハブ空港としての巨大な空港ビルのなかをきょろきょろしながら乗り換え。そこからまた3時間かけてニューヨークへ。到着が夜で、ラガーディア空港だったので、マンハッタンの夜景が着陸前に見えました。エンパイアステートビルも真下に見えました。びっしりと島の形に明かりが浮かび上がり、ライトアップされたアールデコ風の摩天楼が林立するさまは、とてもゴージャス!!

本当はマンハッタンのホテルに泊りたかったんですが、300−400ドル以上出さないとそこそこのところには泊れないことに驚き、ラガーディア空港そばのハンプトン・インに宿泊。100ドルちょっとでした。このホテルには翌日からクルーズに出かけるお客さんたちでいっぱいでした。みんな考えることは一緒なのかも。

翌朝、タクシーにのってマンハッタン島のピア88に向かいます。クルーズ好きになって気がついたことですが、大きな都市には、たいてい立派ないい港が、街の真ん中にあるんですね。サンフランシスコなんかは、街自体が山というか坂だらけなので深い船が泊れる港があるのもわかるんですが、マンハッタン島はとにかくまっ平らでぜんぜん坂がなくていやはや歩くのが楽。それなのに港はがーんと深いというのが、便利にできていて感心してしまいます。

私たちが乗ったピア88は、タイムズスクエアから歩いて15分もかからないハドソン川ぞい。そっかー、なんでこんな狭い島にニューヨークって街を作ったんだろうって思っていたけれど、島の両側が川というか海になっていて、ピア88というぐらいですから、(当然隣は89という具合に、順番になっているんです)、島の川岸には港がびっしり。世界中からものを運んでくるのにはうってつけです。

スーツケースをクルーズターミナルに預けて、普通ならチェックインして船に乗っちゃうのですが、この日は乗船ぎりぎりまで、ニューヨークの町を歩くことにしました。

ピア88の前からまっすぐタイムズスクエア方面に歩いていきます。
うわーニューヨークを歩いてるよー。勝手に盛り上がりますが、街はいたって普通。アパートは1階が少し階段をあがったところにあり、半地下をつくるようなつくり。その地下のバルコニーにはごみの山があちこちに。うーむ、においますね。日ごろ人口密度が少ないところに住んでいるので、こういう都市の汚さ、臭さを忘れていました。

ちっちゃな公園には緑がいっぱい。ちゃんとここで生活してるんだなあ、みんな。
建物が古いところは超ふるく、おそらく築100年は超えているであろうと思われるれんがづくりの壊れかけているような建物もあちこちにありました。

やがて急に人や看板、お店が増えてにぎやかになってきたかと思うと、タイムズスクエアに着きました。なんだかネオンサインだらけで、上品な歌舞伎町みたいな感じですね。ふしぎと「にぎやか」な感じはしても「けばけばしい」感じはしなかったです。ビルの壁を埋め尽くす看板や垂れ幕やネオンサインのデザインがどれも洗練されていて素敵だったからかな?

次に5番街を歩いてみました。おおー、ブランドショップばかりで、銀座みたーい。懐かしい。

途中、歩行者天国になっている通りがありました。出店がいっぱいで、ギリシャ料理トルコ料理、ターバンを巻いているインド人もいれば、髪を見せないように覆っているイスラム教徒の女性もいるし、中国人のお店はやたらと安いし、ここは世界からの中の人が大集合していました。中国人のおばちゃんのお店をチェックしたら、ポストカードが10枚1ドルで売っていたので買いました。普通1枚1ドルなんですけど…仕入れ値は5セントぐらいなのかなあ。

そしてロックフェラーセンターに到着。おーっと、センターのふもとには、私のお気に入りショップのアンソロポロジーがあるじゃないですか。地元の店と売っているものは同じなのよね!? 思わずショーウィンドーに駆け寄って確認。うん、同じ服が売っていました(笑)。サンフランシスコに、サンタモニカに、サンタバーバラに、ボストンに、いろんな場所でお店を見つけるたびに「あっここにもアンソロがっ」といってウィンドーを写真に撮る私に、夫は呆れ顔です。

ロックフェラーセンターでは展望台に上りました。ふだんは混んでいるそうなのですが、この日はなぜか並ばずすぐに上れました。よかった・・・。エレベーターの中に入ると、天井がガラス素材なのか透き通っていて、はるか上まで伸びており、ぎゅいーんと上昇していく様子がよく見えます。迫力ありすぎて目がまわりそう。

展望台は素晴らしかった! セントラルパークが見えて、エンパイアステートビルが見えて、いろんな橋が見えて、クルーズターミナルも見えて、マンハッタンがぐるっと一望できました。

この日はこのぐらいで観光を切り上げることに。また、ロックフェラーセンターからてくてくと歩いてピア88に戻り、船に乗りました。

もちろん東京とかパリとか大都会はどこもそうですけれど、ニューヨークを歩いていると、1歩あるくごとに「あれっ」と何か新しいものが目に入ってきます。やっぱりこういう感覚が私には合うみたい。なんだかほっとします。空気はよくないですけど。