音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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素材が面白いアンテプリマのワイヤーバッグ

アメリカに来て、駐在の奥様たちがみーんなコーチのバッグをとっかえひっかえさげているのを見て、「すごい、みんなお金持ちなのね」と思ったものです。ところが、アメリカでは、コーチのバッグは日本の半額。5万円のものは2万円台で、3万円のものは1万円台で買えるのです。

そして私の町には東京のようにあちこち遊びに行く場所も、おいしいレストランもあまりないので、気晴らしといえば買い物ぐらい。ショッピングモールだけは充実していて、コーチの正規ショップも、すぐ近くにはアウトレットもあるのです。だから、コーチのバッグがなんだか増えてしまう、というのを私も経験しました。サンノゼの日本食スーパーに行っても、日本人の奥様はたいていコーチのバッグを下げていて、みんな似たような感じです。

何年使っても、ぜんぜんくたびれて見えないのがコーチのバッグのすばらしいところ。でも、さすがに4年もコーチのバッグばかりさげていたので、なんだか飽きてきたんです。

そこで日本に帰ってどうしてもほしくて無理して買ってきたのが、アンテプリマのワイヤーバッグでした。ワイヤーを編んで作ったそのたたずまいが、手作りの味わいがあって、しかもキラキラしていて、中身の量で形もかわって、なんだか面白い! ジーンズにもフォーマルにも、着物にも合わせられて、ショッピングバッグみたいにぺっちゃんこになって旅行にも持っていける。

旅行に出たとき、アメリカでは夕食がついていないのでレストランに行くことが結構あるのですが、ディナー用のバッグをわざわざ持っていくのもかさばるし、すごく困っていました。このバッグがあれば問題解決しそうです。

色が10色以上あってすごく迷いましたが、シルバーに決定。たいして高そうに見えないのに、お値段はちょっとしたもので、かなり勇気がいりましたが…。

アンテプリマは日本人デザイナーのブランドで、アメリカではハワイとグアムにしか売っていません。日本で通勤電車に乗っていると、ワイヤーバッグを持っているOLさんの多いこと。ちょっと混んだ夕方の電車であたりを見回すと、たいてい2人ぐらいはワイヤーバッグを持っていました。すごく人気なんですね。

アメリカに帰ってからも、普段着にも合うからといって毎日このバッグをさげています。皮でもなく布でもない、ワイヤーというまったく違う素材なのが、眺めるだけで面白い理由なのかも。

買い物にでかけたら、I Like your purse! と、何人ものアメリカ人に声をかけられてびっくりしました。バッグじゃなくて、purseっていうんですよね。アメリカでは持っている人もあまりいないし、珍しいのでしょう。

ワイヤーバッグは何個も集めているコレクターがいるらしく、だんだん気持ちがわかってきました。ワイヤーバッグについてのブログがアンテプリマ自身のサイトにあったりして、なかなか面白いです。

http://www.wirebag.jp/styling/standard/

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