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音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

カリブ海、さてどこに行くべきか

あけましておめでとうございます! 

12月21日から一週間ほど、家族でフロリダ発のカリブ海クルーズに行ってました。風邪のシーズンなので、子どもたちの体調管理が心配でしたが、無事に行ってこれて一安心です。

その準備と、帰ってからは後片付けと休養。年賀状もクリスマスカードも全然書けていません。これから書きます! 返事はどうしたのかしら〜と心配してくださっている方がいらしたらすみません。

去年の3月に初めて訪れたカリブ海。エメラルドグリーンの透き通った青い海、ずっと忘れられなくて、アメリカにいるうちになんとかしてもう一度いけないものかと、帰ってからも、そればかり考えていました。

今回行くことにしたのは、フロリダ州に属し、本土からは高速道路とつながっているキーウエストという島。そして、キューバの南に位置し、租税回避地としても有名な英領ケイマン諸島のグランドケイマン島です。

一度行ってみて少しわかってきたのですが、カリブ海には、グランドケイマン島のようにお金持ちな島もあれば、ハイチのように発展途上国な島もあり、トリニダート・トバゴのように、海外安全情報で危険なほうに分類されている島もあります。

トリニダート・トバゴは、南米のすぐ近くの島で、スティールドラムを生んだ国なので、是非行ってみたいのですが、治安がよくないらしいのです。

 この前のクルーズで私が訪れた国はどこも治安はよいほうでしたが、バルバドスの港のタクシー乗り場にあふれる怒ったような表情の現地の人たちや、ビーチでジェットスキーのお客を集めるために怒鳴っているお兄さんが怖かったし、ネットでお金を払い込んだツアー会社が私たちを迎えにこなくてそのままツアー代金も返金しないで済ませようとした(何十回メールを送っても無視されましたが、カード会社に悪質な業者として支払い拒否の書類をファックスしたら即座に返金してきました)…など、いろいろな怖い思いをしたのが忘れられません。子連れで治安が悪いところには絶対行きたくないので、残念ながらパス。まあ、トリニダート・トバゴまで行くクルーズは、2週間の長いものがほとんどなので、参加も無理なんですけどね。

 だいたいのところ、ヴァージン諸島アンギラなどの英領、キュラソーやアルーバなどのオランダ領、米領ヴァージン諸島プエルトリコなどのアメリカ領などになっているところは治安はよいらしいのです。この前私が行ったところでは、英領ヴァージョン諸島。確かにこぎれいで、物売りの人は誰も寄ってこなかったですね。

公用語も、スペイン語、英語、フランス語、それからオランダ語と、島の歴史によって違います。旧イギリス植民地または英領の島は日本と同じ左側通行ですが、そうでない島はアメリカ式の右側通行も結構あります。

音楽的にいえば、ジャマイカも是非訪れたいところ。レゲエのふるさとですから。ジャマイカはキューバに近くて、アメリカからもそんなに遠くないので、寄港するクルーズもたくさんあります。オーチョ・リオスのダンズ・リバーの滝という名所があって、岩の階段状になっている滝を登れるらしいです。でも、ジャマイカも、すっごーく治安が悪いそうで。場所を選べばまあ大丈夫らしいんですが、殺人率がものすごく高いと聞くと、ちょっと…。

 南米に近いオランダ領のキュラソーは、オランダ風のカラフルな町並みが残っていてかわいらしいし、プエルトリコの首都サン・ファンにはオールド・サンファンという16世紀のスペイン大航海時代そのままの旧市街があるそうで、こちらも行ってみたいところです。でも、そのへんに全部寄るには、2週間ぐらいのクルーズに参加する必要があるんですね。一週間クルーズだと、まあ寄れたとしても、どっちか一か所。ただし、こういう歴史的な町並みは、大人は楽しいけれど、子どもにはつまらないんですよね。子どもは結局、海水浴が一番楽しいみたいなので。

 キューバにももちろん、興味はあります。でも、キューバだけは、クルーズで寄港するっていうのは聞きません。まあ、アメリカとは絶交しているわけだから、当然かもしれないんですけど。ガイドブックにも、地図にはキューバって書いてあるだけで、キューバの項がないんです。無視されているのですね。キューバも音楽的にはとっても豊かな場所だから、興味はあるんだけれど、日本からだとメキシコもしくはカナダ経由で行くようになるとか。ちょっと簡単に行ける感じではなく、アメリカからは近いようで遠いのです。

そうやってあーでもないこーでもないと調べ、VACATION TOGOなどの激安クルーズサイトで何百ものクルーズの中からいろいろ絞込み、さらにマイアミまでの飛行機代金が異様に高くない日かどうか確認するなどして、決定したのが、セレブリティクルーズのセンチュリー号で行くマイアミ発カリブ海5泊6日、キーウエストとグランドケイマン島になったのでした。どっちもお金持ち向けリゾートで、物価は高めですが、治安はとてもよいので安心です。

 こうやっていろいろ調べてひとつ気がついたのが、キューバとかトリニダートトバゴとかジャマイカは、独自の音楽を生み出した場所で、独立国。だからこそ、現在お金持ちリゾートエリアにはなっていない、ということ。逆に、安心していけるお金持ちリゾートエリアは、いまだに独立していない場所が多いし、新しい音楽を生み出してはいないのです。

 カリブ海では、アフリカから連れてこられた奴隷の人たちのアフリカ文化と、ヨーロッパの影響が交じり合って、それがまた島ごとに歴史が違って、いろんな音楽ができた場所もあれば、平和だけど何も生まれなかった場所もある、ということなのかな。

…と、まあかなり頭でっかちになってきましたが、旅行の話も書きますね。