ピアニストの辻井伸行さんが、ヴァンクライバーンで優勝しました!!!!
いまユーチューブで、ショパンのエチュードの作品12の1−4番を聴いているんですが、すごい! 湯気がしゅーっと出そうな熱気、しかも輝かしい音、こんなすごい音の宝物を大自然じゃなくて人間がつくったなんて、なんだか涙が出ちゃいました。
前回のショパンコンクールでは、本選に残れなくて、それがほんとうに残念でしたが、こうやって今回の優勝に至った道のりを振り返ると、ショパンコンクールに出たことは絶対に彼にとってプラスになっているでしょう。惜しかった、だめだった、ということが続くとそうもいかないのでしょうが、間をあまり空けずに追い込んで結果を出したことで、失敗ではなくよい経験にできたのだと思います。ユーチューブに辻井さんのコンクールでの演奏がいっぱいあるのでうれしい! これから聴きにいってきます。
彼に取材したのは4年生のときだったから、もう10年ぐらいたってしまったんですね。あのときは、ほんとに伸行くん、かわいかったなー。もう、くん付けで呼ぶのもはばかられる巨匠になってしまって。でも、ニュースのコメントで、早くお嫁さんをみつけて両親を安心させたいというようなお茶目なことをいっているのを読んで、やっぱり伸行くんだなーとなんとなくうれしくなりました。