音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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ドミニカ共和国で聴いたのはメレンゲだった!!!

カリブ海旅行では、ほんとうに普通の観光をしていただけなのに、さまざまな音楽に出会いました。でも、何がどうだったのかいまいちよくわからなくて、ひとつひとつ調べようと思っています。

まず手始めに。ドミニカ共和国のサマナに寄港したとき、観光用の島に着くと、バンド演奏と民族衣装をまとったダンサーの踊りが出迎えてくれました。ダンサーのほうはちょっとおいておきまして、バンドについて書いてみます。

このバンドが、3人編成なんです。
まず、アコーディオン。それから、太鼓。これは胴の長い太鼓を横に寝かせてバチで叩きます。そしてもうひとつ、スチールでできたビールジョッキにぼつぼつ穴があいたみたいな打楽器で、これを棒でこすってシャッシャカシャッシャカと超高速で細かいビートを刻むんですね。

もちろん歌がメインで、みんな楽器を演奏しながら歌います。

すっごい高速、タイトかつノリまくりで、最高に楽しい! しかもそれを朝から午後まで、休憩は入れつつもずーっと演奏していて、ビーチのほうまで出張演奏にきてくれたものだから、メロディ覚えちゃいました。

どうもいろいろ調べてみたところ、メレンゲ、というドミニカ共和国の音楽だったようです。
太鼓はタンボーラ、シャカシャカはグイラというようです。

とりあえずユーチューブで、私が聴いた音楽に似ていたものをみつけたので貼り付けておきます。


こうやって映像を見ると、やっぱり「シャカシャカ」の人が凄い。グルーヴを支えています。ドミニカで演奏を聴いたときも、あの手首はいったいどれだけ高速で長時間シャカシャカしていられるんだ、とまじまじ見てしまいました。

この速いビートに、息詰まるような熱さがあって、でも暑苦しくはなくてカラっとしているんですね。不思議な魅力です。