わかりやすく、面白い バルトーク ミクロコスモス指導法
呉 暁
「練習しないで上達する」でお手伝いをした呉暁先生が、バルトークのミクロコスモスの指導法の本を書いてくださいました。文ー岡地まゆみ、となっているので、私がお手伝いしたときと同じように、岡地さんが本にまとめるお手伝いをされているようです。この岡地さんというのは、ピアノの雑誌で長いあいだライターをされていた同業の大先輩で、現在はムジカノーヴァの編集長をされている方です。呉先生と岡地さんとくれば、まさに最強コンビ。期待しながら読みはじめました。
おーっとしかし、これは6巻あるミクロコスモスの曲をひとつひとつ解説した本なんです!!! ということはこの本だけ読むんじゃなくて、ミクロコスモスの楽譜を広げて、弾きながら読まなけりゃ意味がない!!!!
ミクロコスモスの楽譜とCDは買ってありますが、弾いてみたのはまだパラパラといったところ。ということで、まだ読破に至っておりません。
とはいえ、6歳になったらもうミクロコスモスって始められるんだそうですよ。
楽譜の全体を模様としてとらえ、直感的に全体像を把握する パターン認識 という能力は、6歳でピークを迎え、それ以降はどんどん落ちていくと言われています。ですから、9歳で始めるよりも6歳のほうが、後々よい結果を生むことになるのです。 …本文19ページより
うちの娘はいま5歳半。うたとピアノの絵本の3巻が途中まできていて、そろそろアキピアノ教本に入れるかなという時期です。
アキピアノ教本の3巻に入り、「リズムとソルフェージュ」1巻の途中まできたら、ミクロコスモスに入れるんだとか!!
そうカーもう少しなんだ!! しかしうちの娘、ピアノを1日5分練習する習慣はついたんですが、ソルフェージュもやろうよというと、ピアノだけでもう頭がパンク寸前だからやだーといってなんとなくやらないことが多いんですよね。もっとしっかりソルフェージュの時間もとらないと、バルトークに入れないな。6歳で始めるためには、もうひとがんばりしなきゃいけないなーとか、読みながら考えています。
たぶん娘と一緒にミクロコスモスを勉強していくことになるでしょう。
というわけで、呉先生のテキストを使っていらっしゃる方は、
うたとピアノの絵本 1−3巻
アキピアノ教本 1−3巻
の次に進むメインテキストが、バルトークのミクロコスモスですので、
楽譜やCDを少しずつ揃えておくとよいですよね。
おすすめの楽譜とCDもいずれ紹介します。