Moyo
Keiko Matsui
昨年に続いて、西海岸のオークランドで行われた松居慶子さんのYoshi’s公演に行ってきました。
南アフリカを含む世界各国でレコーディングしたという、新作「MOYO」からの曲を織り交ぜつつ、懐かしいおなじみのヒット曲も沢山演奏してくれました。
詳細は、日本の音楽雑誌アドリブにレポートする予定なので、そちらをご覧下さい。
今回のアルバムは、慶子さん自身がプロデュースした初のアルバムなんだそうです。なにか自由にあふれ出る、はばたいていくかのようなエネルギーがアルバムから感じられます。
ジャズ界の超人気ベーシストのリチャード・ボナに、これまたスムースジャズ界の人気サックス奏者ジェラルド・アルブライト、そしてト南アフリカ出身のトランペットのヒューマサケラなど、ゲストが豪華です。検索をかけてみると、ジェラルドとヒューとはずいぶん昔から共演していたみたいですが。
もちろん従来どおり、デレク・ナカモトさんのプログラミング・サウンドもしっかり含まれていますが、生っぽい、バンドっぽい仕上がりです。
ライブでの慶子さんは、しっとり聴かせるところは聴かせ、飛ばすところは飛ばし、最後には神がかった巫女さんみたいで、白熱してました。