音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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メキシコでビーチリゾートに開眼

ガイドブック B19 メキシコ
ガイドブック B19 メキシコ
地球の歩き方編集室

暖かくなってきたので、メキシコの太平洋側までクルーズに行ってきました。ロサンゼルスから出港して、カリフォルニア半島の先端にあるカボサンルーカス、そして本土のほうにあるえびの輸出などでにぎわう商業港マサトラン、そしてメキシコ第二の都市グアダラハラから近いリゾートとしてにぎわうプエルト・バジャルタです。

カボ・サンルーカスの岩に囲まれた絶景のアモールビーチ、プエルトバジャルタの知る人ぞ知るダイビングスポットラス・カレタスで海水浴してきました。正確にいうと、アモールビーチは外海に面していてサーフィンができるような激しく高い波だったので足だけ入る程度、ラス・カレタスは湾の中で波が低かったので首まで漬かりました。

白い砂に透き通る海。からっとした陽気に、3月の優しい日差し。ときどき日差しが暑いなと思っても、海の上から涼しい風が来ると一気に暑さは吹っ飛んでしまいます。

きれいな海、涼しい風、さらさらの砂、優しい太陽。
トドのように日陰に寝ているだけでも、砂の感触や肌にあたる風がとても心地よかったです。
自然のすばらしさをたっぷりと感じることができました。

どっちのビーチも船で30−50分ほど行った陸の孤島にあるので、いるのは物売りの人やスタッフ、そして観光客だけ。メキシコというとちょっと怖いイメージがあったのですが、今回は治安の面でも安心して楽しめました。どうやらメキシコのアメリカ人向けの場所ではとても治安に気を使っているようです。

 実は、日本にいたとき、海水浴って、「江ノ島の人ごみに暑い中なんでわざわざ」的な偏見があったのと、日焼けが怖かったので大人になってからはほとんど行ったことがなかったんです。

 ところがカリフォルニアに来てみると、サンフランシスコでは寒流のため水が冷たくて泳げない。ロサンゼルスでさえ、水は決して温かくない。メキシコとかハワイに行かないと日本のような水温での海水浴はできない! いやはや、暖流がきている砂浜に恵まれた日本って素晴らしい国なのね、と思い知りました。

 行ってみるまでは「まあせっかくメキシコに来たんだんし行ってみるか」ぐらいの気持ちでしたが、ビーチでのんびりしてみたら、ぐうたらで心地よいものが大好きな私にはうってつけの場所で、こりゃいいわ〜としみじみしちゃいました。みんなこうやって楽しんでいたのね…。この年になって初めて知りました。

 まあ確かに日焼けはしましたが、帽子とサングラスをずっとして水中にはもぐらなかったこと、また3月なので真夏よりは日差しが弱かったため、さほど痛くなるようなことはなく大丈夫でした。多分、日本での夏でも、朝とか夕方に入れば大丈夫なんでしょう。

 水着の中に砂が入っちゃって着替えとか後始末はちょっと大変ですけど(←面倒くさがりなので)、五感を刺激するのに、海水浴は絶対に良い!!! と確信して帰ってきました。

 今日になってふと鏡をのぞくと、みけんのしわがなくなっていて、眉毛やら目じりやら全体的に下がって、旅行前よりも明らかにのんびりした顔つきの自分がそこにいました。ビーチの癒し効果おそるべし。

また暑すぎないときに、行きたいなぁ。