もう１０年前になりますが、私は中学校で音楽の先生をしていました。
学校の先生は、仕事がきつくて一生続けるのは私には無理だったと思うけれど、教え子たちは本当に可愛かったー。特に副担任をしてた３年の子たちは、生徒なんだけど妹や弟みたいでした。
憎たらしいこともたくさん言われたような気がするし、体育館での合唱練習なんかでは私は怒ってばっかりだったような気もする。７月から３月まで、とても短い時間だったけれど、当時のことを思い出すと、懐かしくて涙が出そうになってしまうんです。
４月から養護学校に転勤になって、その後結婚、学校をやめて遠くに引っ越してしまったこともあって、教え子たちとは一度も会うチャンスがありませでした。
それが、きのうミクシィを見たら、教え子からメールが来ていました。いちおうその中学校のコミュニティに登録はしておいたんですけど、まさか！ びっくりしました。先生俺のこと忘れてないかって、忘れるわけないでしょ！！！ そっちこそ、忘れてなかったの！！？？ って感じで。１０年前に１５歳だから、もう２５歳なんです。立派な大人。覚えていてくれたんだー。
いまアメリカで過ごす毎日は充実しているけれど、たくさんの生徒に囲まれて毎日歌にブラバンに給食に帰りの会に…ああ、また中学校で教えたいなー。中学校で音楽を教える、その夢よりも音楽ライターになる道を選んでしまって、もう引き返せないのだけれど。
とにかく再会できたのがびっくりです。ミクシィは凄い！！
