きのうも、もっと前も、スムースジャズのラジオ局で聴きました。1976年のグラミー賞受賞作。今も毎日といっていいほど流れている「現役」ぶりをじかに耳にして、ちょっと感激しています。
いい曲だなあと、2−3時間ほど1曲リピート聴きしてみましたが、どこまでも心地よくて完璧な音楽。さりげないストリングス、淡々としたギター、のんびりまったりした時間の流れをつくりだすドラム。聴けば聴くほどどこにも余計な音がない! この曲はやはりスムースジャズの原点。きっと、あと30年たっても残っているでしょう。
同じアルバムに収録の「アファーメーション」も、しょちゅうラジオから流れてきます。どっちかといえば、私は「ブリージン」よりも、こちらのほうが好みかな。メランコリックな旋律をギターが淡々としかし見事な繊細さをもって弾いていくイントロ。すでに引き込まれてしまいます。メロディがこれまた素晴らしい。そういえば「ピラミッド」でもカヴァーしてましたね。
この2曲が入っているんだから、「ブリージン」は凄いんだな、と改めて思います。