音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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バレエ教室探しに四苦八苦

 娘の保育園が決まり、無事に通いはじめたところで、私のバレエ教室を探しはじめました。

 しかし、平日の午前中に主婦向けバレエクラスが盛んになってきた日本と
違って、アメリカの大人向けバレエ・クラスは7時とか8時とか、夜ばかり。

 保育園のあいている午前中か、せめて午後のクラスをと思って、電話帳で
見つけたバレエ教室に片っ端から電話してみました。

 そしてついに、やっとみつけた4時半からのクラスの体験に行ってみました。フロントの女性には電話でOKをとっておいたのです。

 初めての道、迷いながらやっとの思いで見つけたバレエ教室。モールの中に、いろいろなお店と一緒に平屋のスタジオがありました。ところがよく話を聞いてみると、更衣室がない! トイレで着替えろといわれ、ショックを受けつつもめげずに着替えました。日本のトイレと違って3畳ぐらいあって広いのが救いでしたが、こんなことだったら家で着替えてくればよかった…。

 大急ぎで着替えてフロントに戻ると、「今日は発表会前だから体験はだめなんですって」と受付の女性が。えーーー!? じゃあ、先に言ってよ!! と言いたかったのですが、英語でなんといっていいかわかりません。ここでゴネても仕方ないし、そもそも教室には教室のスケジュールがあるのだから…

 とは思いましたが、はっと気づいてまわりを見ると、まわりはティーンエイジャーや子連れのお母さんばかり、しかもレオタードはみんな黒、スカートの人はいなくて、スポーティなショートパンツ姿。私だけピンクのレオタードにシフォンスカートで、すっごく浮いて、目立ってました。うわあああ恥ずかしい…。
 
 日本のバレエ教室は、大人だけでしたので、みんなお互い様ですから、レッスンのときにものすごく恥ずかしいと思ったことはありませんでした。

 とにかくレッスンは受けられないとわかったので、大急ぎでレオタードの上にジーンズとTシャツをはおり、それから、発表会が終わった次の週に体験お願いしますといって帰ってきました。

 こちらでは、スポーツクラブのピラティスやヨガ教室だったら、バレエよりずっと簡単に始められます。

 もうバレエの継続にこだわるのやめちゃおうかなあ、という思いが頭をよぎります。

 でも、一年かけて必死にレッスンに通って、やっとの思いで、超初心者から、初級ぐらいになったのです。毎週1ミリずつ、高く足があがるようになってきて、一年で数センチ可動域が広がったところなのに。
 今あきらめたら、あの苦労が全部パーになる!!

 どんなことでも、ある程度続けなければ、成果はでないはずです。
 もちろん、興味がなくなったのにいやいや続けても意味がないので、さっさとやめたほうがいいと思いますが。

 どんなことがあっても、教室が見つかるまではあきらめないぞ!!
 ほとんど意地になってます。
 もう一度電話帳を出して、お教室を探すところから始めようと思います。