ハノンにお世話になった人は数しれないと思います。
このたび音楽之友社から新しいハノンの楽譜が出ました。
解説はピアニストの中井正子先生と、作曲家の小鍛冶邦隆先生です。
アクセントやアーティキュレーション、リズムの変奏など、さまざまな練習方法、スケールやアルペジオの練習の進め方、各練習曲の練習法などなどが解説に書かれているとか。
中井正子先生には単行本「パリの香り、夢みるピアノ」
のお手伝いの際に、パリ音楽院でのハノン・・・じゃないけれどスケールやアルペジオのやり方の様子をお聞きしました。3度、6度違いにスケールを弾くのは当たり前で、まあ文章では書ききれませんでしたが、おそらくそのやり方をハノンでやるとどうなるのか、という路線ではないかと。しかし現物がまだアメリカに届いていないので、詳細はわかりません。でもとにかく、これからハノンを買おうと考えている方は要チェックです。