和泉宏隆さんの最新ピアノソロ「ラヴァーズ」について、アドリブ誌でインタビューしています。
このアルバムは、いわゆるポップスの名曲をカヴァーしたラヴソング集です。私の場合、18歳まではクラシックばかり聴いて育ったもので、ポップスに関する素養というのが不十分でして、「あーこの曲知ってる! でもタイトル知らなかったんだ…う〜いい曲ぅううう〜しみじみ〜」みたいな聴き方をしました。
そうした曲のなかでも、あまりに素敵だから、ちょっとべスト・アルバムを買って聴いてみよう、と思ったのがロバータ・フラックでした。
静かなピアノ伴奏にのせて淡々と歌うそのスタイルにおどろき。なんだか非常にすぅううううっと入り込めるんですけど! いやはや、きら星のごとく名曲が続いていて。ジョージ・ベンソンが弾いていた曲もあれば、あー昔ネスカフェのコマーシャルで聴いた曲もある。ピラミッドでカヴァーしてた曲もある!! 初めて聴くアルバムなのに知っている曲がいっぱいで、しかも曲も歌も演奏も申し分なし。しばらくこのアルバムの歌を覚えることで英語の勉強としようと思っています。