作家の平野啓一郎さんにインタビューしてきました。
http://www.maxell.co.jp/chopin/interview/index.html
平野さんは「葬送」というショパンとドラクロワを主人公にした小説を書いているので、ショパンコンクールのオフィシャルサイトに登場していただいたわけです。
それにしても、芥川賞をもらってから、3年半もひきこもって2500枚の長編かあ・・・。私も「りんごは赤じゃない」は3年ぐらいかかっていますし、「最短チェルニー攻略法」も7年かかってますが、他の仕事をやりながら並行しての年数です。平野さんはほとんどかかりきりで「葬送」をやっていたそうで、その集中力や意思、バイタリティは大変なものだなあと感心してしまいました。「葬送」は、上巻はやや私には難しかったですが、下巻はとても読みやすくて面白かった! ショパンについての描写が多いからでしょうか。ショパンとドラクロワの会話がなんともいえず味があって、彼らが部屋のなかで語り合うシーンが目に浮かぶようでした。