音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

風邪でダウン

クリスマスだというのに、熱を出してダウンしておりました。
今年はほんとに体調をよく崩して寝込むことが多かった・・・ほんとに
体力が欲しいとつくづく思ってしまいます。
ま、ないものねだりをしても仕方ないか。
体力のかわりに筆力を神様にもらったと思うことにしよう・・・。

先日、ショパンの編集部に打ち合わせに行ったところ、
ここのところずっと書いている「チェルニーを最小限にすませる方法」(仮)
について、出版の方向でいきましょうというありがたいお言葉をいただき
ました。これから2月ごろまでかけて下書きをやって、それから
追加取材をしてあちこち直して、取材協力者に事前の了解をとって・・・
という流れなので、発売は夏ごろになるでしょうか。
今回は、ほんとにほんとの私だけの本・・・というのも変ですけど、
私が勝手に書いて勝手にまとめた本で、誰とも共同作業してない本です。

内容は、思いっきりピアノ教育の専門的な領域に踏み込みつつ、
ノンフィクション仕立てで読みやすくしたいと思ってます。
さらには、クラシックも好きだけどフュージョンも好き! という私の
特性を生かしまして、塩谷哲さんや小曽根真さんのコメントも
しっかり収録する予定です。

それとは別に、「音楽家とルックス」をテーマにした本も企画中(爆)。
これはもともと、ライヴに行って、ミュージシャンに
「カッコいい〜」とうっとりしている自分をあとで冷静に振り返って
みたとき、「それって外見にうっとりしてるわけ? それとも音楽?
それとも見た目や音楽から伝わってくるその人の内面?」という疑問が
ずっと消えなくてですね。
しかし、そもそも外見だけにうっとりしているとしたら、
それってなんとなくカッコ悪かったり情けない感じがします
けれども、本当にそれはイマイチなことなのか。
男性ミュージシャンのライヴに行って、まわりが見事に
女性ばっかりだったり、女性ピアニストの
リサイタルにいったら、おじさまの大群がいたり・・・この現象を
どう説明したらいいのよ・・・等々、長年考えてきまして。
編集者に話したら「面白い!!」といわれたので、本にしようかと
思ってます。楽しそうでしょ? ルックスがどうのこうのというのは
デリケートな話題でもあるので、ちょっと書くのが難しいですけど。