６月２１日、渋谷のオーチャードホールです。
すごいお客さんの数でした。３階のうしろまでびっしり埋まってます。
そこで登場した慶子さんは、髪をポニーテールに結んで、
赤のカクテルドレス。背中や肩、腕まで大胆に出していて、とっても
あでやか…でも上品で、遠目にも、美しいこと！！
最新作「指輪」の中の曲から、デビュー作から、新しい曲も懐かしい曲も
取り混ぜてのコンサートでした。
ツアースケジュールを見て驚いたのですが、先週は、５日連続で
ライヴをやってるんですね。殺人的な日程です。しかし、演奏には
疲れなど全然感じさせず…。若いころからずっとアメリカでツアーバスに
乗ってコンサートを続けているんだから、日本での５れんちゃんぐらい
どうってことないのかなあ。あんなにスリムで小柄なのに、すごいパワーを
秘めていることに、驚嘆せずにはいられません。
二児の母であって、あれだけ深い音楽をつくり、世界じゅうの
人々を感動させ、しかも美しい存在の日本人女性がいる。その事実だけで、
どんなに誇らしく、どれだけ力づけられることでしょう。
ステージを見ていると、ときどき雅楽の演奏に
ダブって見えてくるから不思議でした。ソプラノサックスが篳篥で、慶子さんのピアノは筝みたい。それぐらい荘厳だったのかなあ。
