音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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ジャズライフ

今月のジャズライフは日本のフュージョン大特集。熊谷美広さんがカシオペアは大部分、スクェアは全部のアルバムについて解説を執筆なさっています。その近くに、私はカシオペアのボックスセットと、フュージョン・コンピレーション「レジェンズ」の解説を書かせていただきました。以上、お知らせでした。

それと、新潮社の単行本。やっと発売日が5月に決まりそうです。
うれしいのはうれしい。すごく自信にもなると思う。だけど「著者になる」というプレッシャーが出てきたみたいです。

なんだか急にいろんな本を読み漁り、勉強時間が突然増えています。
「そんな一朝一夕じゃ何も変わらないのに」という気持ちと
「千里の道も一歩からっていうじゃない」という気持ちがシーソーのように
揺れ動いています。
世の中で本を出している人は、みんなこのプレッシャーを乗り越えたんで
しょうか。それとも私が小心者なんでしょうか。ま、いいや。とにかく、自分でなんとかするしかないですよね、こういうのは。

え〜と、水曜日に買ってきたCD。
小曽根真ゲイリー・バートンの「VIRTUOSI」、ふたりとも演奏素晴らしすぎ。ラヴェルの「クープランの墓」をヴァイヴとピアノでユニゾンって何!? 信じられません。いや、それが「スゴイ」ことよりも、とにかく、ふたりの音が最高。クラシックの美しさと、ジャズのエキサイティングさを兼ね備えているって、奇跡のようです。

ソウライヴの新譜も、大満足でした。なんだかこれまでの
クール&アンダーグラウンド路線から、ぐっと明るくポップな雰囲気になったような感じがします。いったい、このあとKANKAWAさんたちとのツアーではどんなことになるのだろうか・・・。単なる対バンで終わるとは思えないのですが。

そして家にあったCDをもう一度聴き直し。「ソウル・ボッサ・トリオ」のベスト盤、メセニーの新譜、ポンタボックスの昨年のアルバム「NYBP」。どれも良かったです。満足!