OTTOTTORIOバージョンの「WE ARE ALL ALONE」もやってくれました。この曲は去年、小曽根さんのアレンジでずいぶん聴いたのですが、そうだった、OTTOTTORIOバージョンもあったんですね。こちらはエレキギターが気持ちよく歌う元気な8ビートでした。
オルガンの松本さんはともかく、和泉さんは終始生ピアノを演奏。バラード系の曲とかではいいんですけど、ギター爆音系の曲では、ちょっと生ピアノで対抗するのは無理なんじゃ・・・と心配していたんです。しかしさすが和泉さん!! 高音域にしたり、フレーズに変化をつけたり、両手で和音をじゃかじゃか鳴らしたり、グリッサンドを使ったりして、とにかく、ちゃんとピアノの音が聞こえてました。あれはすごい〜。腕力よりも、音楽の組み立てで聞こえているところがさすがでした。
そもそも、是方さんが本気で音量を出すライヴに出演しようという勇気のあるピアニストって、なかなかいないと思うんですよね。そういう意味でも、和泉さんはやっぱり偉大だわ!!
則竹さんが2月で渡英してしまうので、KORENOSの活動はこのライヴで
ひとくぎりとのこと。そんなときも、明るく「お疲れさまでした〜!」
と盛り上がるのが、いかにも是方・須藤・則竹の3人らしくて、
とってもいい感じでした。