木曜に行くインタビューの下調べに、ひさしぶりに音大の図書館に行きました。CDを一気に4枚聴いて、本を4冊借りて概要をつかめたので、良かったのですが、疲れた(笑)。でも、取材に行くピアニストの人物像が、かなり把握できたので、安心できました。
この図書館では、ピアニストの名前をパソコンに打ち込むと、その人に関するCDと本のリストがだーーーっと表示されるんですね。そしてすぐに本は借りられるし、CDは聴ける。もう便利ったらありゃしない(笑)。CDだって、ディスコグラフィーに出ているモノはほとんど揃っているし。
取材前の調査に、ここ以上に便利なところがありましょうか。ああ、国立音大まで日帰りできる距離に住んでいられて、ホントに幸せ。
この図書館は貸し出しをうけたりするためには登録が必要なのです。今年、はじめて行ったので、更新をしたのですが、そのときに係の人が「1994年6月・・・」って書いていました。
うわ〜お。そうそう、大学院生のとき、修士論文の資料を漁りに来たのが、この図書館との出会いでした。あのころは論文を書きながら、「学校の先生になったら、図書館にも来れなくなるなあ・・・」と思っていたのよね。でも、ライターと大学院生って、資料を読んで調べて原稿を書いて・・・っていう意味では、同じような生活なのです。
朝が遅くて、スケジュールが一定でないっていうのもそうだし。かたや原稿料をいただき、かたや学費を払う立場であるとか、違いもありますが。
そういえば、大学院生の頃に、「こういう生活がずっとできたらいいなあ」と、よく思ったんですよね。それもあって、大学の先生っていいな〜と考えたりして。
だけど修士論文を書いてわかったのが、私は研究向きでないってこと。こういう日記みたいな文章を書くのは好きだけど、論文だとボロボロなんです。だから「ダメだこりゃ」って、あっさり遠ざかったんだけど、なぜかこうなってしまったんだなぁ(笑)。